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セマンテック・オントロジーを用いた環境、生態系サービスの統合モデルに関するセミナー

セマンテック・オントロジーを用いた環境、生態系サービスの統合モデルに関するセミナーを東京にて開催します。皆様の参加をお待ちしております。
セマンティク・オントロジーによる WebGIS 型の自律型生態系サービス
解析ツールの開発:ARIES(ARtificial Intelligence for Ecosystem Services)
開催要項
日時 2019年12月16日(月)18:00〜20:00
場所 東京農業大学 世田谷キャンパス 1号館 2階 213教室
住所 東京都世田谷区桜丘1-1-1
最寄駅 小田急線経堂駅(徒歩 15 分)
田園都市線用賀駅(バス 10 分)
主催 名古屋大学未来材料・システム研究所林研究室
東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科水利施設工学研究室
K.LAB Japan
後援 日本環境共生学会、環境アセスメント学会若手の会
入場料 無料
※ 本講演会は名古屋大学未来材料・システム研究所の萌芽的共創研究の資金を活用しています。
スケジュール 講演:Ferdinando Villa 教授(BC3、スペイン)
 ビデオ会議:デモンストレーション
話題提供 1:林希一郎(名古屋大学 教授)
 タイトル「K.Lab を活用した日本での事例研究」
話題提供 2:岡澤宏(東京農業大学 教授)
 タイトル「水文解析分野における K.Lab の活用」
申込先 名古屋大学未来材料・システム研究所 川口宛
E-mail:n.kawaguchi(at)imass.nagoya-u.ac.jp
※ 2019年12月12日(木)までにお申し込みください。
詳細 http://www.maruhaya.imass.nagoya-u.ac.jp/tokyoWS191216.pdf

概要 : 

近年は、日常生活においても GPS の活用により、地図情報に接する機会が多い。一方で、単に自然景観やハイキングを楽しむのみならず、知らずに自然の恩恵を受けていることは多い。 自然がもたらす福利の情報は、地図上で捉えることは難しく、専門家の研究や研究書等に留まることが多かった。
本セミナーでは、web インターフェースを活用し、だれでも容易に地域の生態系サービス分布の推計が可能な ARIES プロジェクトで開発中の k.Explorer を紹介する。 特徴は、セマンティックとオントロジーを活用することで、コンピューターが自律的に判断するため、非専門家でも簡単な web ブラウザーの操作で生態系サービスの推計結果を得ることが可能である点である。 また、評価対象エリアは、世界どの地域でも可能となっており、適用範囲が広いことも大きな特徴である。
2019 年 10 月にドイツで開催された ESP10 国際会議にて、本 k.Explorer の一般への無償公開が始まり、日本で紹介することとなった。
注1: モデルを構築する研究者の方には、modeler と呼ぶモデラー専用のインターフェースがあり、自分のモデルを本システムに組み込むことも可能となっている。
注2: ARIES プロジェクトはスペインの BC3 センターの Ferdinando Villa 教授らの研究チームが中心となり、今回の講演者らとの共同研究として進めているものであり、世界的に著名なプロジェクトである。